何度チャレンジしても凶ばかり?浅草寺と待乳山聖天のおみくじにとても「凶」が多い理由

何度チャレンジしても凶ばかり?浅草寺と待乳山聖天のおみくじにとても「凶」が多い理由

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以前に少しだけ触れていますが、実は浅草寺と待乳山聖天は非常に深い繋がりがあります。

関連記事:私が聖天様を知るきっかけはあの大分の有名な招き猫だった!

 

復習を兼ね再度、書きますと、待乳山聖天は浅草寺一山のお寺のひとつで、同じ聖観音宗(しょうかんのんしゅう)になります。

今年(2018年)2月3日に行われた節分会でも、浅草寺のご住職が待乳山聖天までいらして本堂でお経をお唱えくださり、浅草寺の信徒さんも多数、待乳山聖天にお見えになっていました!

 

浅草寺と待乳山聖天の関連性を色々と調べてみると、なんと、驚いたことにおみくじの形式や中の内容も同じだったのです。

浅草寺のおみくじには裏面に日本語と英語でおみくじの解説が書いてあります。
さすが!日本人だけでなく海外からの観光客も非常に多い浅草寺。

 

ちなみに待乳山聖天のおみくじの裏面には何も記載がありません(笑)
読んで全くわからない内容ではありませんが、少し昔の言葉で書いてあります。

おみくじの解説のコピーを頂けるので、必要な方は寺務所でお願いするといいと思います。
(解説もなかなか難しいですが!笑)

細やかにご対応くださる待乳山聖天の方々には、いつも感謝の思いでいっぱいです。
本当に温かさで溢れています。

 

おみくじについてちょっと調べてみました

浅草寺のおみくじは「観音百籤(かんのんひゃくせん)」というものだそうで、おみくじは比叡山延暦寺の良源僧正(慈恵大師または元三大師とも言う)によって日本に広く普及したとのこと。

おそらく、待乳山聖天でも同じ観音百籤であると思います。

 

100本のみくじ棒が入ったおみくじの箱をシャカシャカと振り、みくじ棒を1本箱から出す仕様で、箱から出てきたみくじ棒の番号と同じ数字の紙をおみくじ棚から取り出します。
(待乳山聖天ではセルフサービスです!笑)

 

 

100本ってよく考えてみれば、数としてはかなり多い方かと思います。
にも関わらず、浅草寺や待乳山聖天でおみくじをひくとかなりの確率で凶が出るという話をよく聞くんですね・・・。

 

知人の話やネットの口コミによると、

・浅草寺でおみくじを引いたら凶 リベンジしたら凶
 今度こそとまたリベンジしたらまたまた凶
・何度引いても凶しか出ない
・一緒にお参りにいった友達みんなで凶引いた
・ツアーで行った待乳山聖天で5人全員が凶だった

 

などなど、おみくじで凶が出たという口コミはネットでは無数にありました。

ちなみに関西で有名な奈良の聖天様、宝山寺の生駒聖天のおみくじも凶が多いという話を耳にします。

 

浅草寺と待乳山聖天のおみくじにとても「凶」が多い理由

神社仏閣により多少の内容違いがあるとはいえ、概ね観音百籤で良いとされる順は、

 

大吉>吉>半吉>小吉>末小吉>末吉>凶

とのこと。

 

凶を引く人が多いということは、この100本の中に凶が割り振られた番号が多いのでしょうね。

調べてみるとその確率は、な、なんと!!

大吉17%・吉35%・半吉5%・小吉4%・末小吉3%・末吉6%・凶30%

100本中、大吉17本・吉35本・半吉5本・小吉4本・末小吉3本・末吉6本・凶30本ということになりますね!

 

凶が大吉よりもかなり多い・・・(汗)
しかも全体の3割を占めるって相当な確率ですよね。

凶の口コミが多いのも納得です。

 

実は凶を減らしている神社仏閣もあるんだとか?!

浅草寺には年間で約3000万人が参拝に訪れているそうで、その中でおみくじを引くのは10%に当たる300万人ほど。

300万人のうち凶を引くのはおよそ90万人という計算になるかと思います。

そう考えるとかなりの数の人がおみくじで凶を引くことになりますが、やはり誰だって凶を引くとちょっとヘコみますよね・・・。

 

最近では凶は縁起が悪く、参拝客に喜ばれないため、凶みくじを減らす、または全く入れていないという神社仏閣も増えてきているそうです。

観音百籤を採用する浅草寺、待乳山聖天では、昔ながらの配分をきちんと守っているため凶が出やすいのでしょう。

 

以前おみくじは天からのメッセージであると聞いたことがあったので、私は参拝客に忖度しない昔ながらの伝統あるおみくじが好きです。

もし仮に凶が入れられていなかったら、その時に必要な天からのメッセージを受け取ることすらできません。

おみくじは大吉ですとか、吉、凶で一喜一憂するものではなく、中に書かれたメッセージこそが大切なのです。

 

おみくじを引く時の注意点とおみくじの取り扱い方

おみくじは上記にも書いた通り、天からのメッセージとも言われます。
ですので安易におみくじを引くのではなく、メッセージを頂戴するという謙虚な姿勢が大切です。

おみくじを引く際はまず、おみくじの前でも手を合わせ、自己紹介と挨拶をします。

 

◯◯(自分の住所)より参りました、私、 ◯○(名前フルネーム)と申します。
本日、はじめてお参りさせて頂きます。
ご縁を頂き有難うございます。

 

上記はあくまで例ですが自己紹介とご挨拶をした後に、おみくじで教えて頂きたいことをお尋ねになるといいかと思います。

自己紹介や挨拶の一例について
関連記事:聖天様や神仏に願いを叶えて貰える人の大きな3つの特徴

 

私は2月の自分の誕生日に待乳山聖天でおみくじを引きました。
待乳山聖天にはそれまで何度も参拝していましが、おみくじは誕生日当日に引くと決めていたのです。

自己紹介と共に、これまで命を頂いたことに感謝の気持ちを述べ、この先1年間がどのような1年になるか、現時点での聖天様のお声を授けて頂けるようお願いしました。

 

100本もみくじ棒が入っているので、私はすぐに取り出すことができず・・・。
箱の中からみくじ棒がなかなか出てこなかったのでちょっと焦りました。

そしてみくじ棒の数字が薄れていて見づらく、更に焦りました^^;

聖天様に拒否されているのかと思い、箱からおみくじを取るまでドキドキ。

 

おみくじの結果は・・・

 

 

第九十 大吉

 

キターーーーーーーーーー!!(笑)

 

大吉や凶で一喜一憂するなと自分で書いておきながら、一喜一憂する私です(汗)

もちろん、中身もきちんと確認しております。
この1年は安泰に過ごせそうです^^

 

おみくじを授かった後は結果がどうであれ、必ずお礼を述べ一礼をします。

またみくじ棒やみくじ棒が入った箱も丁重に扱いましょう。
そういった姿も天は見ていると私は思います。

 

おみくじは聖天様から頂いた貴重なメッセージなので、私は基本的には結果がどうであれ、必ず持ち帰ります。
今はお守り袋の中に保管をしており、時々そのメッセージを読みかえしたりしています。

 

待乳山聖天にも引いたおみくじを結びつけるところがあります。

 

凶などのおみくじの場合、結んで帰りたい気持ちはわかりますが、なるべく持ち帰られた方がいいように思います。

というのも、おみくじは天からのメッセージであり、「気をつけましょう」という注意喚起だからです。

決して、悪いことが起きますと言っているのではなく、気をつけることで難を逃れると教えてくださっているのです。

 

結んで帰ってしまうとおみくじの内容もやはり忘れやすくなってしまいます。

大吉であろうと凶であろうと、手元に保管し、いつでも天からのメッセージを読みかえせる方がいいのではと思うんですよね。

そしておみくじの余白などに、いつ授かったおみくじなのか、またどんなことを尋ねたかなど記入しておくと、振り返った時によりメッセージの真意が伝わってくるでしょう。

 

授かったおみくじはお守り同様、大切なものですので、不要になったおみくじはポイっとゴミ箱に捨ててしまうのではなく、頂いた神社仏閣にお返しされるといいかと思います!

そうすることで、またより良いメッセージを頂けることでしょう^^

 

待乳山聖天には本堂内と寺務所の手前に2箇所、おみくじを授かれる場所があります。
本堂内のおみくじはみくじ棒とおみくじの紙が別々の場所にあり、少しわかりづらいので係りの方に聞かれるといいかと思います。

どこの神社仏閣であれまずはお参りを先にして、おみくじという順にされてくださいね^^

 

いいメッセージを授かれますように・・・!

 

本日もご覧頂き、誠に有難うございます。


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