待乳山聖天で行われたお参り作法説明会に参加させて頂きました!

待乳山聖天で行われたお参り作法説明会に参加させて頂きました!

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GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
色々と所用もありバタバタで、ブログの更新が遅くなりました。

ブログの更新が出来ていなかったので、ご心配下さりコメントも頂き本当に有難うございます。
子育て中心の毎日ですが、応援頂けることは何よりも私の励みです!
心より感謝申し上げます。

せっかくブログのアップするなら自己満足で終わることなく、読んで頂く方に有益となるような情報を載せたいと思い、ついつい考え込んでしまいます。
結構、根が大真面目なんですよ(笑)

 

写真も初めはiPhoneで撮影していましたが、最近は一眼レフも時々、使っています。
勿論、撮影して良い場所のみですが、待乳山聖天の緑溢れる心地良い雰囲気を少しでもお伝えできればと思っております。

ブログを見て頂き、待乳山聖天への参拝者が増えれば、私にとっても大変嬉しいことです^^

 

 

さて、本題に入りますが、5月6日のGW最終日に待乳山聖天行われた「お参り作法説明会」に参加をさせて頂きました。

約2年ぶりの開催となったお参り作法説明会。
今回の開催はGWの最終日でしたので、どのぐらいの方が参加されるのかは予想がつきませんでした。
色々と勉強してはいたものの、説明会自体は私も初めての参加でしたので!

関連記事:初心者の方は是非!これを読めばわかる待乳山聖天【参拝の基本作法】

 

ザッとではありますが、今回も150名以上の方が参加されていたように思います。
浅草には浅草寺を始め、沢山の有名な神社仏閣がありますが、やっぱり待乳山聖天の人気って凄いんだなと改めて実感致しました。

ご利益を感じている方が多く、正式な参拝作法を学びたいという熱心な方が多い証拠ですね!

私もかなり早めに到着した方ですが、GW最終日に関わらず、朝8時半過ぎには既に多くの方が集合されていました。
(※ちなみに今回のお写真は、別の日に撮影したもので、説明会当日のものではありません)

 

 

待乳山聖天の平田真澄ご住職様により、山門をくぐるところからご一緒に正式参拝の仕方を学ばせて頂きました。

私はほぼ毎月、待乳山聖天の法要に参加させて頂いているので、平田ご住職様を存じ上げているのですが、ご存じない方もいらっしゃるかと思います。

歌舞伎役者の市川海老蔵さんのお父様、市川団十郎さんに雰囲気が似ていらして、とっても素敵な優しいご住職様なんです!
ちょっと余談でした(笑)

 

山門(鳥居)をくぐったら、そこからは聖域です!

今回のお参り作法説明会では山門の手前から総勢150名以上で山門をくぐるところからはじめたのはそれは勿論、理由があるからです。

ほどんどの神社仏閣には山門や鳥居があります。
ただのオブジェではなく、「ここから先は聖域ですよ」というとても大切な目印なんですね。

 

待乳山聖天山門写真 待乳山聖天山門写真右 待乳山聖天山門左

 

なので特別な理由がない限りは、帽子をかぶっていらっしゃる方は脱帽が基本です。

勿論、参歩中の犬と一緒に参拝などはご法度です。

 

待乳山聖天山門ペット注意書き

 

待乳山聖天では見かけたことはないですが、たまに禁止されているにも関わらず、神社等で犬を散歩されている方がいらっしゃいます。
聖域内は、ペットは家族といえども遠慮しましょう。
私の実家でも犬を飼っていますので、可愛いのはとてもわかります!

 

 

平田ご住職様が、聖域内で特に大切にしなくてはいけないことを何度も繰り返し教えて下さいました。

・誠意を伝える
・雑念を払う

この2つが特に大切であると繰り返し説かれていました。

 

山門をくぐり、本堂の正面を向いて階段の上で一礼したあと、水屋で手を清め、口をそそぎます。

ご住職様がこちらでも実践をして下さいました。

 

待乳山聖天の水屋には「洗心」と書かれています。

 

待乳山聖天 水屋

待乳山聖天水屋

 

手や口の中を清めるだけでなく、心の汚れも取るという心構えが大切であるとのことです。
(下着なども清潔なものを身につけて参拝するようにとのこと)

 

柄杓は次の方のために綺麗にしておきましょうね!
いつも綺麗に並べられている柄杓を見ては、待乳山聖天の信徒さんは本当に丁寧な方が多いなと頭が下がります。
なので、私も使用後は次に使用される方のために、きちんとまっすぐに並べます。

 

待乳山聖天水屋柄杓 待乳山聖天水屋柄杓

 

待乳山聖天は神社なの??

待乳山聖天は、「本龍院」とも言い、◯◯神社ですとか、◯◯寺というような呼称ではないので、神社なのかお寺なのか迷われる方も多いと聞きます。

詳しくは平成30年2月の月刊誌いちょう(PDF)をご覧ください。

 

お参り作法説明会では、明治時代に神仏分離がなされたと伺いました。
現在では神社とお寺は完全に分かれています。

一般的には、神社では鳥居、お寺では山門と言いますので、山門と呼んでいる待乳山聖天はイメージとしてはお寺に近いのでしょう。

 

神社の神様ではなく、仏教の神様であるとのお話もありました。
平成30年2月の月刊誌いちょうにあるように、聖天様は「神仏習合」といった珍しい神様なのかもしれません。

 

正しき道に導いてくださる仏尊として、また常に御守護してくださる神様として、神・仏という固定概念を超えて信仰してもようのではないでしょうか。

ともありますので、神様と仏様が見守って下さっていると考えると大変心強いですよね!
霊験あらたかでご利益があるのはこういった由縁もあるのかもしれません。

 

神社仏閣で鈴や鰐口(わにぐち)を鳴らす意味

待乳山聖天鰐口

神社仏閣では拝殿や本堂の前に、大きな鈴や鰐口(わにぐち)が吊るされていると思います。
お賽銭を入れ、ただなんとなく鳴らすのではなく、きちんと意味を知っているのと知らないのとでは大きく違います。

参考:神社本庁HP 参拝の際に鳴らす鈴について

 

鰐口

鰐口についてはこちらも参考にしてください。

参考:Wikipedia「鰐口」

 

ご住職様からも神様をお呼びするといった意味合いだけでなく、音で清める、心を清めるというご説明を頂きました。

待乳山聖天の鰐口(わにぐち)は少し鳴らしづらいそうなので、縄の部分を少し上に持ち上げ、たるませてから鳴らすといいそうです!

雑に扱うことなく、丁寧な作法が大切です!
神様をお呼びするわけですからね^^

 

 

聖域内では常に見られているという緊張感があるぐらいの方がいいと思います。
神様仏様は全てお見通しです。
作法を間違えたぐらいでは怒ったりされません。

ご住職様が繰り返し仰られていた「誠意」をお伝えすることが何よりも大切なのです。

 

お参り作法説明会には、スーツにネクタイでといった正装で参加されていらっしゃる男性もおられました。
そういうお姿こそ、聖天様はご覧になっているだろうと感じました。

女性は、これからの季節は特に素足にサンダルの方も多いかと思います。
靴下等を持参し、本堂に上がる際はきちんと履きましょうね。

 

以前、正座をされていた素足に沢山の汚れが付いていた女性をお見かけしました。
熱心にお勤めしていても、それでは少し残念な気が致します。

待乳山聖天の本堂内は畳です。
毎年、ご寄付によって畳も新しいものになっていますので、私も配慮できるようにしたいと思います。

 

 

お参り作法について、まだまだ詳しく書いていきますね!
長くなりましたので、また次回に続きをアップしたいと思います^^

なおこちらにもお参り作法説明会の様子がアップされていましたので、あわせてご覧ください。

参考:平成三十年 お参り作法説明会 ご報告

 

本日もご覧頂き、誠に有難うございます。


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