知らないとビックリ仰天？待乳山の聖天様に大根がお供えされているのはワケがある

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お稲荷様が油揚げを好まれるように、聖天様は、大根を非常に好まれます。

神社仏閣に奉納するお品として、日本酒やお米、季節の果物等は一般的かと思いますが、大根をお供えするってとても珍しいですよね！

私も待乳山聖天の聖天様を信仰するようになって知りましたが、何の情報もなく、待乳山聖天に参拝すると多くの参拝客が大きな大根を両手に抱えている姿にきっと驚かれると思います。

大根は清浄、淡白な味わいのある食物としてすべての人に好まれ、しかも体内の毒素を中和して消化を助けるはたらきがあるところから、聖天様の「おはたらき」をあらわすものとして尊ばれ、聖天様のご供養に欠かせないお供物とされています。

待乳山聖天HPより引用

また待乳山聖天の境内ではあちこちに、聖天様がお好きな大根が描かれた提灯や石碑を見ることが出来ます。

本堂の屋根部分にもあったり、隠れミッキーならぬ、隠れ大根のようで、見つけるとテンションが上がりますよ（笑）

初めて待乳山聖天に参拝した際、本堂内に大根が山ずみにお供えされていることに本当にびっくりしました。

本堂内は写真撮影禁止なので御宝前の写真はありませんが、こんなにも大量に？と思いましたね。

まるでジェンガを積み上げるかのごとく、後から来た参拝者の方はどんどんお供えが難しくなっていくと思います（笑）

勿論、待乳山聖天の方がそこはきちんと管理してくださっているので、ジョークとしてここはサラッと流してくださいね！

大量の大根がお供えしてあるのを見て、人々から本当に愛されているんだなとしみじみ感じました。

大根は手水舎の前の額堂で購入出来ます！
時価になるので日によって価格は変わりますが、大体1本250円から350円で販売していることがほとんどです。

持ち込みも可能かと思いますが、スーパー等で見かける小さくカットされた大根ではなく、葉のついた丸々1本の大根がいいかと思います。
カットされた大根がお供えされているのは見たことがありません（笑）

聖天様のモチーフである二股大根がたまにお供えされている時があり、内心「すごーい！」と思って、つい眺めています。
私もいつかどこかで見つけ次第、お供えしたいと意気込んでおります！

大根が絡み合っている二股大根は、無病息災・良縁成就・夫婦和合・子孫繁栄を意味しているそうで、これまた縁起がいいですよね＾＾

そして大変有難いことに、待乳山聖天では前日お供えされた聖天様のお下がりを頂くことが出来ます。

ビニール袋入った大根は、なくなり次第終となりますが、参拝された方ならどなたでもお持ち帰りになれます。

午前中にはなくなっていることが多い様に思います。

雨の日等、天候があまり良くない日にはお昼過ぎぐらいまでは残っている日もありますが、基本的には先着順という感じです！

写真には写っていませんが、お下がりが置いてある台の横にお賽銭箱があるので、私は気持ちを少しばかり入れてお下がりを頂くようにしています。

というのも古参の信徒さんがその様にされていたからです（笑）

待乳山聖天の参拝の基本作法によると、一応、大根もお花も任意でありますので念のため記しておきますね！

関連記事：初心者の方は是非！これを読めばわかる待乳山聖天【参拝の基本作法】

お賽銭も大根もお花もお線香もろうそくもとなると、急にハードルが上がる様な気がしますので、まずは手を合わせたい、参拝したいという気持ちを大切にされると良いのではないかと思います＾＾

本日もご覧頂き、誠に有難うございます。